MRIの原理【量子】

http://www.image.med.osaka-u.ac.jp/member/yoshi/mei_lecture/image_medicine/handout2007/naitoMR2007-1.pdf

http://www.image.med.osaka-u.ac.jp/member/yoshi/mei_lecture/image_medicine/handout2011/tanaka2011.pdf

 

 

MRIはNMR(nuclear magnetic resonance,核磁気共鳴)を利用した画像である。

NMRスピン(=磁気モーメント)をもつ原子核は磁場強度Bの中に置かれた時下記の式で
決まる周波数νの光子を吸収/放出する。
ν= γB
(γ=42.58MHz/T磁気回転比)

 

外部磁場がないと、水素原子核の磁気モーメント(小さな磁石)は勝手な方向を向く。外部磁場をかけると2群に分かれるが、エネルギー準位が低い群の個数が少し多い。

一つの水素原子核の磁場存在下での運動は歳差運動(味噌すり運動、precession)である

ω=γB
γ=267.5 Mrad/Ts

 

磁場をかけたときの水素原子核全体の巨視的磁化ベクトル(M)でこれからは考える(古典的)

 

磁場にさらされた水素原子核に共鳴周波数の電磁波(radiofrequency, RF)を照射すると共鳴周波数で回転している回転座標系で見た場合一定方向にRFによる磁場が有るように見える

 

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